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お知らせ・コラム

2026.05.26
その他

我社を知っていただくためのテープ

フィルム・不織布・原紙関連分野のお客様に対して
“我が社を知って頂きたい”…そんな想いで開発した製品について紹介いたします。

数ある企業の中で、新たにお取引を開始する“きっかけ”は何でしょうか。様々なケースがあるなかで、まずは、どんな会社で、どんな取り組みをしているかを”知って頂く”ことが、第一歩ではないでしょうか。そこで、新たなお客様との接点になる製品を1996年に開発しました。

開発したものは≪テープ≫です。

テープは、段ボール梱包から子どもの工作まで、日常のあらゆる場面で使用される身近な製品のひとつです。

そんな誰もが馴染みのある製品であるテープに「他にない」、「他が作らない」、「あったら便利」と言った付加価値を詰め込めばより多くの方に我が社を知って頂けるのではないか–。そんな着想から開発をスタートしました。

開発から30年の≪何かと何かを繋ぎ合わせるテープから、新たなお客様と繋ぎ合えるテープ≫についてご紹介します。

1.「他にない」、「他が作らない」、「あったら便利」なテープとは
1-1.テープ市場全体の0.5%以下のニッチなテープ
1-2.特化型テープの“4つの特徴”
1-3.製品開発の歩み

2.採用実績300社以上、選ばれる理由
2-1.“製品を知って頂く”から“我が社を知って頂く” 活動
2-2.採用実例のご紹介

3.何かと何かを繋ぎ合わせるテープから、新たなお客様と繋ぎ合えるテープとは
3.1 NSテープから更に先の課題解決へ繋げたい
3.2 「お困りごとの課題解決に是非、ご相談ください」

 

1.「他にない」、「他が作らない」、「あったら便利」なテープとは

1-1.テープ市場全体の0.5%以下のニッチなテープ
我が社の開発したテープは、スプライシング特化型テープ《NSテープ》です。
スプライシングテープとは、主に印刷工場、フィルム製造、不織布製造、製紙・食品・化粧品の包装ラインで使用されます。

仕組みは、原反(紙・フィルム・不織布)のロール終端終と次のロール先端を貼り合わせ、ラインを止めずに原反を切り替えます。
その中でも≪NSテープ≫は、付加価値を付けた市場0.5%以下のニッチなテープです。

1-2.特化型テープの“4つの特徴”
開発前から一般的な封緘用ガムテープやクラフトテープの販売をしておりました。そこで、お取引のあったテープメーカーからスプライシングテープという特殊な製品に関する課題についての相談を受けました。

・《スプライシング箇所が誤って製品化されてしまう》
特徴①:NSテープは、アルミ金属箔を基材に使用しているので金属検知・検出が可能です。更に、表面に黒色塗工したフィルムをラミネートしている為、光電管センサーによる2重チェックが出来ます。それによりスプライシング箇所が最終製品に混入することを防止します。

・《リサイクル時にスプライシングテープが分別出来ない》
特徴②:原紙に使用する際、アルミ単体のテープですと、古紙処理時、アルミが細かく分散してしまい分別が出来ない事がありますが、NSテープは、フィルムラミネート構造にすることでフィルムがアルミを細かく分散することを防ぐ為、分別を容易にします。

・《テープ厚により原反に巻痕が発生する、また設備に干渉しライン停止してしまう》
特徴③:NSテープは、総厚が業界最薄です。総厚を極限まで薄くし60μ(0.06㎜)以下を実現することで、スプライシング箇所のテープ厚による段差が生じた状態で原反にした際の巻痕が軽減でき、製造中にスプライシング箇所の設備への干渉を低減することが出来ます。
スプライシング箇所にテープを貼れば、どうしても元のシート状材料より厚くなります。たった数十ミクロンの差でも、フィルムの世界では高速で走るシート状材料にとっては”巨大な段差”と言えます。よって、その部分だけ圧痕(凹み)が発生します。つまり”厚さ”はそのまま”トラブルの種”となりうるのです。

・《粘着強度が弱く後工程で剥がれ製品ロスが発生してしまう》
特徴④:NSテープは、最薄ですが、強粘着の為、高速ラインの繋ぎテープとして過酷な環境下でも使用することが出来ます。被着体として紙・不織布・フィルムなど様々な素材で実績があります。

1-3.製品開発の歩み
前項での4つの特徴を実現させるのは、容易ではありませんでした。
実は、アルミ金属箔とフィルムの異なった素材をラミネートした基材でテープとして成立させることは難しく、単純なラミネートだけでは、それぞれ収縮率の違う素材によるカール現象が発生します。そして、総厚60μ以下で強粘着を実現するにも、粘着剤の塗工厚・塗工方法・配合をコントロールする必要があります。
これらを製造毎に品質管理を行うだけでなく、上市から改良を続けております。

このようにテープが誕生したのは、「他にない」、「他が作らない」、「あったら便利」なテープへの強い拘りです。

 

2.採用実績300社以上、選ばれる理由

2-1.“製品を知って頂く”から“我が社を知って頂く” 活動

発売から1年間は、製紙メーカー様・製パンメーカー様・不織布メーカー様へ新規営業活動を致しました。実際のラインでテスト評価をして頂けるよう提案し、お客様にご協力頂き複数社で評価データを取る事が出来ました。
はじめのラインテストは、生産量が多く、生産スピードが高速の使用環境の過酷なラインをお持ちのメーカー様で実施致しました。そこで、使用可能であることを実証し採用頂きました。まだ、お取引のないお客様に対して協業して評価を進めることで“我が社を知って頂く”きっかけになりました。

2-2.採用実例のご紹介
・原紙メーカー様での実例
◎NSテープ採用前

スプライシングテープとして、“アルミテープ”と“黒色テープ”の2種を使用しておりました。

◎課題
作業者によって貼り方(位置・角度・圧着力)の違いが、接着不良に繋がり剥がれたり、また2種の内1種を貼り忘れたり等のヒューマンエラーが発生しておりました。

◎改善ポイント
・2種のテープを使用しなくても、NSテープのみで繋ぎと金属探知に加えて光電管センサーでの検知・検出が可能で、工数が1回となり作業効率が良くなりました。また、NSテープのみを使用することで、貼り方の作業標準化がしやすくなりました。

 

3.何かと何かを繋ぎ合わせるテープから、新たなお客様と繋ぎ合えるテープとは

3.1 NSテープから更に先の課題解決へ繋げたい
NSテープは、もちろんお客様の課題解決や生産効率を上げる為に開発を致しましたが、これ自体を売る事を最終目的としておりません。この製品をきっかけに新たなお客様と繋がり、その先にある新たなモノづくりの課題解決を目指しております。

そんな想いで開発したNSテープの認知度が少しずつ高くなり現在では、お客様から新たなお客様をご紹介頂いたり、需要家様から製品で使用するスプライシングテープにNSテープをご指定頂いたりする事が主の採用の流れとなっております。

これまでに、ご採用頂いたお客様のおかげで、“何かと何かを繋ぎ合わせるテープ”から、“新たなお客様と繋ぎ合えるテープ”へ成長することが出来ました。

また、中川商会ではNSテープの販売だけでなく、お客様のお困りごとに対して様々なお仕事をさせていただいております。NSテープの販売からスタートしたお客様から、現在は全く別のお問い合わせを受けて問題解決に尽力しております。下記にその実例を3点紹介します。

不織布業界では端材を買取し、再生樹脂を販売してサーキュラーエコノミーの取り組みをしております。

また、フィルム業界ではスリッター工程でスリッター刃に樹脂カスが付着する事で製品に混入してしまう課題がありましたが、スリッター刃に特殊コーティングをする事で、樹脂カスが製品に付着する事を防ぐ事を提案しております。

最後に製紙メーカーには水をはじいたり、インクのにじみを抑えたり、破れにくくしたり、紙力増強剤等の紙に付加価値を付ける原料を提案しております。

 

3.2 「お困りごとの課題解決に是非、ご相談ください」
様々なモノづくりの現場では、抱える課題も小さなものから多岐にわたります。
NSテープのお問い合わせの際は、是非、他に抱えている小さな課題でも、弊社にお気軽にお声がけ下さい。

どこに相談すればいいかわからないそんな時にこそ、まずは私たちにお任せください。お客様のお困りごとに対して、新しい視点やヒントとなる情報を提供し、解決に向けた道筋を一緒に考え最適な答えを見つけてまいります。

お問い合わせは、弊社ホームページの「お問い合わせフォーム」または下記連絡先までご連絡お待ちしております。

お問い合わせ先:営業第5グループ 担当:浅井 俊次

TEL:052-201-2471
FAX:052-201-2476
mail:s-asai@nakagawashokai.co.jp