自動車内装部品・食品・段ボールの原材料や設備の専門商社なら中川商会の「お知らせ・コラム」ページ

JP
EN

NEWS/COLUMN
お知らせ・コラム

2026.05.14
食品関連分野

食品業界を支えるフレコンバッグ~種類と選定方法について~

食品業界では、原料の品質維持や衛生管理を徹底しながら、安定した生産と効率的な物流を両立することが求められています。特に、粉体や粒体原料を大量に取り扱う現場では、保管・搬送方法が作業効率や安全性に大きく影響します。

こうした課題を背景に、多くの食品関連工場で導入が進んでいるのがフレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグ)です。本コラムでは、食品業界におけるフレコンバッグの基本的な役割やメリット、そして弊社の取り組みについてご紹介いたします。

目次

1.食品業界におけるフレコンバッグとは

2.「衛生管理・作業効率」と「フレコンバッグ」

3.弊社の取り組み ― 食品用途に配慮したご提案

4.まとめ

 

1.食品業界におけるフレコンバッグとは

フレコンバッグとは、主に合成繊維で作られた大型の袋状容器で、食品原料となる粉体・粒体などを大量に保管・輸送する際に使用されます。
小麦粉、砂糖、でん粉、調味原料など、さまざまな食品原料で活用されています。一般的には500㎏~1,000kg程度の重量に対応し、吊りベルトを使用してフォークリフトやクレーンで運搬します。
食品用途では、内容物への異物混入を防ぐため、内袋付き仕様や食品対応素材が選ばれることが多くなっています。

 

(1)食品業界でフレコンバッグが選ばれる理由

・原料をまとめて扱うことで作業効率が向上する
・人の手が触れる回数を減らせる
・折りたたみ可能で保管スペースを節約できる
・原料特性に合わせた仕様選定が可能
・袋詰め・小分け作業の負担軽減

 

(2)フレコンバッグの生地構造

フレコンバッグの生地(原反)には、主に「平原反」「エンドレス原反」の2種類があります。

・平原反
平織りの生地を裁断・縫製して袋状にする方式で、側面に縫い目が残ります。

・エンドレス原反
筒状に織られた生地を使用する製法で、側面に縫い目がなく、繊維のほつれが起きにくいため、異物混入リスクを低減することができます。

 

(3)フレコンバッグのラミネート仕様

食品用途では、内袋を入れる方法のほかに、生地に樹脂ラミネートを施す方法もあります。
ラミネートには、「外側ラミネート」「内側ラミネート」があります。

・外側にラミネートする場合
ラミネート樹脂が内容物側に露出しないため、ラミネート樹脂の異物混入リスクが軽減します。
一方で、内容物が原反の網目に入り込みやすく、カビの原因になる可能性があります。
粉体原料の場合、粉が染み出たように見え、実際には漏れていなくても見た目が悪く見えるケースがあります。

・内側にラミネートする場合
内容物が直接原反に触れないため、非常に衛生的でカビが発生しにくくなります。
外側ラミネートと異なり、粉が漏れているように見えず、外観もきれいです。
一方で、構造によってはラミネート樹脂が異物となる可能性があります。

(特殊な原反の縫い合わせ方法を採用することで、この異物混入リスクは軽減できます。)

 

(4)採用実例

・平原反+内側ラミネート
衛生面と見た目を重視される場合に多く採用されています。

・エンドレス原反+外側ラミネート外側
コストを重視する場合に多く採用されています。

 

2.「衛生管理・作業効率」と「フレコンバッグ」

食品工場では、衛生管理と作業効率を両立させることが重要です。
フレコンバッグは、その両面でメリットを発揮します。

(1)人が触れる工程を減らせる
― 原料を小袋で扱う場合と比べ、充填・搬送の回数が減り、人的接触によるリスク低減につながります。

(2) 作業時間の短縮と標準化
― フォークリフトによる一括搬送が可能なため、作業時間が短縮され、工程のばらつきも抑えられます。

(3)整理された原料保管が可能
― 荷姿を統一することで、倉庫や原料置き場の管理がしやすくなります。

(4)現場の負担軽減と安全性向上
― 重量物を人力で扱う作業が減り、作業者の負担やケガのリスクを軽減できます。

フレコンバッグは、食品工場における衛生性・作業性・安全性を同時に高める資材といえます。

   

3.弊社の取り組み ― 食品用途に配慮したご提案

弊社では、食品業界での使用を前提としたフレコンバッグの仕様選定サポートを行っております。

「食品原料に使えるか不安」
「内袋やラミネート仕様をどう選べばよいかわからない」
「衛生面とコストのバランスを取りたい」

こうしたお悩みに対して、内容物の性状、使用工程、保管環境を踏まえながら、現場で問題なく使えるフレコンバッグをご提案いたします。

衛生的で異物混入の可能性が極めて低く、見た目もきれいで、なおかつコストを抑えたフレコンバッグをご提案できる点が、弊社の強みです。

また、品質を重視した日本国内製価格を重視した海外製、ご要望に応じてご提案させていただきます。 

4.まとめ

食品業界では、品質・安全・生産効率のすべてを高い水準で維持することが求められています。
フレコンバッグは、食品原料の大量保管・輸送において、作業効率向上と衛生管理の両立を実現できる有効な選択肢です。

内袋仕様や、生地構造(平原反・エンドレス原反)、さらに内側・外側ラミネートの選定は、
食品用途において非常に重要なポイントとなります。

弊社では、導入検討から運用面のご相談まで、食品業界の現場に寄り添ったサポートを行っております。
食品原料の保管・輸送方法の見直しをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせの際は弊社HP「お問い合わせフォーム」または下記連絡先までご連絡をお願いいたします。

お問い合わせ先:営業第3グループ  担当:加藤
TEL:052-201-2471
FAX:052-201-2476
mail:k-kato@nakagawashokai.co.jp